ゲーム攻略ブログを運営していると、「アクセスは集まっても、何で収益化すればいいのか分からない」と迷いやすいです。AdSenseを置くべきなのか、Amazonや楽天の商品リンクを使うべきなのか、それともASP案件を探すべきなのか。攻略記事は読者の目的がはっきりしているぶん、記事ごとに合う収益導線も変わります。
そこで本記事では、2026年に調査したゲームブログ100サイトのうち、主記事ジャンルが「攻略」の27サイトだけを抽出し、実際に確認できた収益化方法を分析します。
先に結論をまとめると、攻略27サイトではAmazonアソシエイトを3サイト、Google AdSense・楽天アフィリエイト・ASPを各1サイトで確認しました。ただし、これは「利用率」や「収益性」を示す数字ではありません。確認できなかったサイトを未利用と決めつけず、確認済み下限率として扱います。
この記事でわかること
- 攻略ブログ27サイトで確認できた収益化方法
- AdSense・Amazon・楽天・ASPの違い
- 実在する攻略ブログ3サイトの収益化実例
- 攻略記事の読後行動から収益化方法を選ぶ考え方
- 調査データや広告・アフィリエイトを扱うときの注意点
ゲームブログ全体の収益化方法を先に整理したい場合は、【ゲームブログの収益化方法7選】も参考にしてください。本記事では一般的な方法を広げるのではなく、攻略ブログの実例に絞って見ていきます。

27サイト調査の結論|攻略ブログではAmazonを3サイト、AdSense・楽天・ASPを各1サイトで確認
攻略27サイトで、今回指定した収益化方式を明示的に確認できた件数は次のとおりです。
| 収益化方法 | 確認サイト数 | 不明 | 確認済み下限率 |
|---|---|---|---|
| Amazonアソシエイト | 3 / 27 | 24 | 11.1% |
| Google AdSense | 1 / 27 | 26 | 3.7% |
| 楽天アフィリエイト | 1 / 27 | 26 | 3.7% |
| ASP | 1 / 27 | 26 | 3.7% |
この結果だけを見るとAmazonが多く見えます。ただし、方式を確認できなかったサイトが多いため、「攻略ブログではAmazonが最も使われている」「Amazonが最も稼げる」とまでは言えません。
今回の数字から安全に言えるのは、少なくとも攻略27サイトのうち3サイトでAmazon、各1サイトでAdSense・楽天・ASPを確認できたというところまでです。
4方式の確認済み下限率を比較
確認済み下限率は、対象27サイトを分母にして、実際に方式を確認できたサイト数だけを割合にしたものです。
Amazonは11.1%、AdSense・楽天・ASPは各3.7%となりました。これは「実際の利用率の最低ライン」と考えると分かりやすいでしょう。
たとえばAmazonが不明になっている24サイトの中にも、実際にはAmazonリンクを使っているサイトが含まれている可能性があります。今回の調査では、確認できないものを推測で1に変換していません。
ゲームブログ100サイト全体で確認できた収益化方式については、【ゲームブログは何で稼いでいる?100サイトの収益化方法を調査】で詳しく整理しています。

「不明」は収益化していないことを意味しない
今回の調査では、収益化方式を「1・0・不明」で管理しています。
- 1:対象方式を確認できた
- 0:その方式を利用していないことが明示されている
- 不明:今回の確認範囲では利用・非利用を特定できない
重要なのは、不明を0として扱わないことです。
広告やアフィリエイトは、すべてのページに同じ形で表示されるとは限りません。広告ブロック、Cookie、表示条件、リンクの貼り方などによって、外部から方式を特定できない場合もあります。
そのため、「AdSense確認1件=残り26サイトはAdSenseを使っていない」という読み方はできません。本記事では最後まで、確認できた事実と推測を分けて扱います。
調査方法|主記事ジャンルが「攻略」の27サイトだけを抽出
本記事は、新しく都合のよいサイトを集めて作ったランキングではありません。既存の「ゲームブログ100サイト実態調査2026」で固定した100サイトから、主記事ジャンルが「攻略」と分類されている27サイトを抽出しています。
この切り分けにより、「ゲームブログ全体ではどうか」ではなく、攻略を主軸にしているサイトでは、どのような収益化方式を確認できたのかに焦点を当てています。
固定100サイトから攻略27サイトを対象にする
母集団を途中で入れ替えると、都合のよい事例だけを残した分析になりかねません。そのため、今回も固定100サイトを維持し、その中から攻略27サイトを機械的に抽出しています。
対象には、1タイトル特化に近い攻略ブログだけでなく、複数ゲームを扱う雑記寄りの攻略サイトも含まれます。つまり、「特化攻略ブログだけの調査」ではありません。
この点は、結果を見るときの前提として押さえておいてください。
1・0・不明と根拠強度で推測を混ぜない
方式の確認では、プライバシーポリシー、広告・アフィリエイト表記、実際の商品リンクなど、サイト内で確認できる情報を優先しています。
また、一般的に「アフィリエイトを利用しています」と書かれているだけで、Amazon・楽天・ASPのどれかへ勝手に振り分けることはしていません。
収益化実態の調査では、数字を大きく見せるより、確認できないものを確認できないまま残すことのほうが重要です。今回のASP確認数が少ないのも、方式不明の一般アフィリエイトをASPへ自動加算していないためです。
この調査で分かるのは収益化方式の確認状況まで
この調査から分かるのは、各サイトでどの収益化方式を確認できたかです。次の情報までは取得していません。
- 月間PV
- AdSenseのPage RPMやクリック単価
- アフィリエイトのCVR・EPC
- 月収・年間収益
- 方式ごとの利益率
したがって、「攻略ブログならAdSenseで月○万円」「AmazonよりASPのほうが高収益」といった結論は出せません。
ゲームブログの収益がPVやRPM、CVR、報酬単価でどう決まるかを知りたい場合は、【ゲームブログの収益はいくら?稼ぐ仕組み・計算方法と収益を伸ばすコツ】で確認できます。

攻略ブログで確認できた4つの収益化方法
攻略27サイトで具体的に確認できたのは、Google AdSense、Amazonアソシエイト、楽天アフィリエイト、ASPの4方式でした。
それぞれ「広告を置く」「商品を紹介する」という見た目だけで判断せず、読者が何をすると成果になるのかを理解しておくと、記事との相性を考えやすくなります。
Google AdSense|広告表示・クリック型の選択肢
Google AdSenseは、サイトにGoogle広告を掲載して収益化する仕組みです。攻略27サイトでは、今回1サイトで確認できました。
攻略記事には、「ボスの倒し方を知りたい」「アイテムの場所を確認したい」など、答えを得た時点で検索目的が完結する記事があります。このような記事では、無理に商品購入へ誘導せず、広告収益を候補にする考え方があります。
ただし、AdSenseは「貼れば必ず稼げる」仕組みではありません。アクセス数、広告表示、ユーザー属性など複数の要素に左右されます。
また、Googleは無効なトラフィックとして、自己クリック、反復クリック、クリック誘導、偶発的クリックを招く実装などを問題としています。攻略ページはボタンや目次を操作する場面も多いため、誤クリックを誘いやすい配置は避ける必要があります。
AdSenseの審査から合格後の運用まで知りたい場合は、【ゲームブログでAdSense合格を目指す完全ガイド】へ進んでください。

Amazonアソシエイト|ゲーム・周辺機器を商品リンクで紹介
Amazonアソシエイトは、Amazonの商品を紹介し、適格販売につながった場合に紹介料を得る仕組みです。攻略27サイトでは3サイトで確認でき、今回の4方式では確認件数が最多でした。
攻略ブログでは、次のような商品が記事内容と自然につながる場合があります。
- 攻略対象のゲームソフト
- コントローラーやヘッドセット
- ゲーミングPCやPCパーツ
- 攻略本・設定資料集
- ストレージや周辺機器
Amazonの標準プログラム紹介料率では、2026年8月30日の確認時点で「ゲーム/PCソフト(ダウンロード含む)」などは2%です。料率表は変更される場合があるため、記事内に固定値を長期間放置せず、掲載前に公式情報を確認するのが安全です。
重要なのは、攻略記事に関係のない商品を無理に載せないことです。攻略を読んだ人が次に必要とするものがあるときに、選択肢として商品リンクを置くほうが自然です。
楽天アフィリエイト|楽天市場の商品購入につなげる
楽天アフィリエイトも、商品購入につながった場合に成果報酬を得られる物販系の選択肢です。攻略27サイトでは1サイトで確認しました。
楽天アフィリエイトガイドラインでは、楽天市場の報酬条件は商品ジャンル別2〜4%で、テレビゲームは2%とされています。2026年8月30日時点の確認情報です。
Amazonと楽天の両方を使えば、読者が普段利用しているショップを選びやすくなる場合があります。一方で、リンクを増やしすぎると本文が読みにくくなるため、商品紹介の必要性が高い記事で使うのが基本です。
ASP|ゲーム関連サービスなどの成果条件で報酬
ASPは、広告主とサイト運営者を仲介し、商品購入やサービス申込みなど、案件ごとに設定された成果条件を満たすと報酬が発生する仕組みです。攻略27サイトでは1サイトで確認しました。
A8.netの基本的な使い方では、「プログラム検索→提携→承認→広告掲載」という流れが案内されています。発生した成果も、広告主が条件を確認して確定した後に報酬対象となります。
攻略ブログでASPを検討するときは、「ゲーム」という大分類だけで探すより、読者が次に抱える悩みから案件を考えるほうが現実的です。たとえば、PC環境、通信、周辺サービスなど、攻略の先にある行動と案件が一致する場合があります。
実例分析|収益化方式を確認できた攻略ブログ3サイト
ここからは、固定100サイトのうち主記事ジャンルが攻略で、今回指定した方式をサイト内情報から確認できた3サイトを見ます。
| サイト | AdSense | Amazon | 楽天 | ASP |
|---|---|---|---|---|
| GAME攻略BOX | 確認 | 確認 | 不明 | 不明 |
| redfreshet | 不明 | 確認 | 確認 | 確認 |
| 完全無料!超おすすめなPC名作フリーゲーム紹介&攻略! | 不明 | 確認 | 不明 | 不明 |
ここでも「不明=利用なし」ではありません。確認できた方式だけを実例として扱います。
GAME攻略BOX|AdSenseとAmazonを確認
GAME攻略BOXでは、プライバシーポリシー上でGoogle AdSenseとAmazonアソシエイトの利用を確認しました。
この事例から分かるのは、攻略サイトでも広告と物販を併用している例があるということです。ただし、どちらが主な収益源なのか、収益比率がどの程度なのかは公開情報から確認できません。
したがって「AdSense+Amazonが攻略ブログの正解」と一般化せず、併用例の1つとして見るのが適切です。
redfreshet|Amazon・楽天・ASPを確認
redfreshetでは、Amazon、楽天、ASPの3方式を確認しました。
1つのサイトで複数のアフィリエイト方式を使っている実例として参考になります。商品によって購入先を分けたり、物販では扱いにくいサービスをASPで補ったりする設計は考えられます。
ただし、今回AdSenseは確認できていません。「AdSenseを使っていない」と断定するのではなく、今回の調査では不明として扱います。
完全無料!超おすすめなPC名作フリーゲーム紹介&攻略!|Amazonを確認
「完全無料!超おすすめなPC名作フリーゲーム紹介&攻略!」では、Amazonの商品リンクを確認しました。
PCゲームの攻略・紹介記事は、ゲームそのものだけでなく、PCや周辺機器などへ読者の関心が広がる可能性があります。ただし、その可能性だけで広告商品を増やすのではなく、記事内容と直接つながる場合に限定したほうが読者体験を崩しにくいです。
このサイトについても、確認できたのはAmazonであり、他方式の非利用を示すものではありません。
AdSenseとアフィリエイトはどう選ぶ?攻略記事の読後行動で考える
攻略ブログの収益化方法を選ぶときは、「どのサービスが一番稼げるか」から考えるより、その記事を読んだ人が次に何をするのかを見るほうが実践しやすいです。
| 読後の状態 | 考えやすい収益化候補 | 例 |
|---|---|---|
| 答えを知れば目的が完結する | AdSenseなどの広告 | ボス攻略、素材場所、謎解き |
| 商品購入につながる | Amazon・楽天 | ゲーム、周辺機器、攻略本 |
| サービス申込みにつながる | ASP | 通信・PC環境など関連サービス |
これは収益性を保証する表ではありません。読者の行動と広告の役割をずらさないための判断基準です。
答えを知れば完結する記事は広告との相性を検討
「この素材はどこ?」「このボスはどう倒す?」のような記事は、答えを確認した時点で読者の目的が完結しやすいです。
その場合、関係の薄い商品を無理に紹介するより、AdSenseなどの広告を候補にするほうが自然なケースがあります。
ただし、今回の調査データだけで「攻略記事=AdSense向き」と結論づけることはできません。広告収益を評価するには、PVやPage RPMなど別のデータが必要です。
購入・比較・環境改善につながる記事は物販・ASP導線を検討
一方で、攻略の途中で「操作しやすいコントローラーが欲しい」「PCの容量が足りない」「より快適な環境にしたい」といった次の悩みが生まれる記事もあります。
このような場合は、Amazon・楽天の商品や、条件に合うASP案件が選択肢になります。
ポイントは、広告を置くために悩みを作るのではなく、すでに読者が抱えている次の悩みに収益導線を合わせることです。これなら攻略記事の問題解決という本来の役割を壊しにくくなります。
1記事にすべて載せず記事の役割ごとに組み合わせる
サイト全体では複数の収益化方法を持っていても、1記事にAdSense、Amazon、楽天、ASPのすべてを詰め込む必要はありません。
たとえば、攻略手順の記事は情報取得を優先し、関連する「おすすめコントローラー比較」や「ゲーム環境改善」の記事へ内部リンクして、そこで商品やサービスを詳しく紹介する方法があります。
このように、集客する記事と収益につながる記事の役割を分けると、広告だらけのページになりにくく、読者にも次の情報を案内しやすくなります。
ゲーム攻略ブログを収益化するときの注意点
攻略ブログでは、広告サービス側の規約だけでなく、ゲーム画像・動画・スクリーンショットなどの権利者ルールも関わります。
収益化を始める前に、少なくとも次の3点は確認しておきましょう。
- 調査数字を「利用率」「収益性」と誤読していないか
- 広告の自己クリックや誤クリックを招く配置になっていないか
- 扱うゲームの権利者ガイドラインに反していないか
確認済み下限率から「攻略=PV型」と断定しない
今回の攻略27サイトではAdSenseを1サイトで確認しましたが、この数字から「攻略ブログはPV型」「攻略はAdSense中心が正解」とは言えません。
その判断には、少なくとも広告位置、PV、Page RPM、アフィリエイト成果額などの追加情報が必要です。
同じように、Amazonが3サイトで確認できたからといって、「攻略は物販型のほうが稼げる」とも断定できません。
本記事のデータは、収益化方法を考えるための実例と下限値として使い、収益性の証明には使わないことが重要です。
AdSenseは自己クリック・誤クリックを招く実装を避ける
Googleは、サイト運営者自身がライブ広告をクリックすること、ユーザーへクリックを促すこと、誤クリックを大量に生じさせる実装などを無効なトラフィックの例として挙げています。
攻略記事では、目次、タップ操作、画像、表などが多くなることがあります。広告を操作要素のすぐ近くへ置くと、意図しないクリックにつながる可能性があります。
収益を増やすために広告数だけを増やすのではなく、読みやすさと操作性を保ったうえで配置を確認してください。
アフィリエイトは料率・成果条件・ゲーム会社のガイドラインを確認する
アフィリエイトの条件は固定ではありません。Amazonは紹介料率表を随時変更する場合があると公式に明記しており、楽天やASPも成果条件・禁止事項を確認する必要があります。
さらに、攻略ブログではゲーム画面やスクリーンショットを使うことがあります。ゲーム会社ごとに利用条件が異なるため、収益化サービスの規約だけ見ればよいわけではありません。
たとえば任天堂は、ネットワークサービスにおける任天堂の著作物の利用に関するガイドラインを公開し、対象となる投稿方法や収益化、創作性・コメント、発売前コンテンツなどについて条件を示しています。同ページは随時更新されるため、投稿前に最新情報を確認するよう案内しています。
扱うタイトルの権利者が別のガイドラインを公開している場合は、そのルールを個別に確認してください。
まとめ|攻略ブログの収益化は「確認できた実例」と読者の次の行動から選ぶ
攻略27サイトの調査では、Amazonを3サイト、AdSense・楽天・ASPを各1サイトで確認しました。確認済み下限率ではAmazonが11.1%、他3方式は各3.7%です。
ただし、不明が多いため、この数字は利用率や収益性のランキングではありません。今回の調査から読み取るべきなのは、攻略ブログにも広告・物販・ASPを使う実例があり、複数方式を組み合わせるサイトも存在するという点です。
自分の攻略ブログで収益化を始めるなら、次の順番で考えると整理しやすくなります。
- 記事を読んだ後、読者の目的が完結するのか、次の行動があるのかを確認する
- 読後行動に合うAdSense・物販・ASPなどを1〜2種類に絞る
- 公式の料率・成果条件・広告ポリシー・ゲーム会社のガイドラインを確認して設置する
一般的な収益化方法を比較したい場合は【ゲームブログの収益化方法7選】、収益額の考え方は【ゲームブログの収益はいくら?】、AdSenseの申請方法は【ゲームブログでAdSense合格を目指す完全ガイド】で詳しく解説しています。
攻略記事の役割を壊さず、読者が次に必要とする情報へ自然につなげることが、収益化導線を設計するときの基本です。

