ゲームサイトを月50万PVまで伸ばした運営記録|1回目から何を変えた?

ゲーム攻略サイトを運営していると、「個人でも大手攻略サイトと競いながら、月間50万PVまで伸ばせるのか」と考えることがあります。

私は1回目のサイト運営で月間15万PVまで伸ばしたあと、2回目の運営では攻略するゲームの選び方を変えました。前編の【ゲーム攻略サイトを月15万PVまで伸ばした方法】に続き、今回は何を変えた結果、最高月間50万PVまで届いたのかを振り返ります。

先に答えると、最大の変更点は、興味のある大型新作を1本選び、深く攻略したことです。ただし、同じ方法なら誰でも50万PVに届くという話ではありません。タイトル自体の需要、使える時間、記事の深さがそろった一つの事例として読んでください。

この記事の要約

  • 1回目からの最大の変更点は、興味のある大型新作1本へ攻略対象を絞ったこと
  • 最高月間50万PVまで伸びた背景には、『ELDEN RING』という超大型タイトルの需要があった
  • 個人は網羅性で競わず、実体験を深掘りできる切り口へ集中するのが現実的となる

この記事でわかること

  • 1回目と2回目のゲーム攻略サイト運営で変えた点
  • 副業で新作ゲームを攻略するときの本数と注意点
  • 大型新作へ挑戦するか判断するための基準
目次

【結論】1回目から変えたのは新作ゲームを攻略すること

1回目から最も大きく変えたのは、新作ゲームを攻略対象にしたことです。ただ新作を扱うのではなく、自分が興味を持てるジャンルに絞り、発売後に深くプレイしながら記事を作る方針へ切り替えました。

運営方法の違いを整理すると、次のとおりです。

比較項目1回目2回目変えた理由
攻略対象複数のゲームを広く扱う興味のある大型新作へ集中個人の時間を分散させないため
記事の作り方幅広いテーマを扱うプレイと検証をもとに深掘りする大手と同じ網羅競争を避けるため
新作がない時期攻略対象を探すアフィリエイト記事を作る無理に興味の薄いゲームを追わないため
結果最高月間15万PV最高月間50万PV新作需要と集中した運営が重なったため

この比較で重要なのは、「新作なら何でもよい」と考えなかった点です。攻略対象を増やすより、自分が継続して検証できる1本へ時間を使いました。

ただし、どんな新作でもプレイしていると個人では追いつかない

新作ゲームは発売直後から情報を探す人が多く、アクセスを集める機会があります。一方で、プレイ、画面の確認、検証、執筆、公開後の修正まで行うと、1タイトルだけでも相当な時間が必要です。

話題になった新作を次々と追えば、どのゲームも理解が浅いまま記事を書くことになりかねません。公開本数は増えても、読者が本当に知りたい細かな条件や失敗しやすい点まで説明できなければ、記事の価値は下がります。

個人運営では、新作の本数よりも「そのゲームをどこまで深く扱えるか」を優先したほうが現実的でした。

興味のあるジャンルの新作に絞った

攻略対象は、自分がもともと興味を持てるジャンルから選びました。興味があれば長時間プレイしても苦になりにくく、気になった仕様を自分で試したくなります。その積み重ねが、単なる情報整理ではない記事につながります。

大手攻略サイトは、多人数で広い範囲を早く埋められます。個人が同じ戦い方をしても、更新速度や記事数では不利です。そこで、全体を浅く網羅するのではなく、実際に遊んで気づいた疑問や、他の記事では説明が足りない部分を深掘りするようにしました。

【個人のゲーム攻略サイト運営で大手と差別化する考え方】でも扱っているとおり、個人の強みは人数ではなく、テーマを絞った検証と独自性にあります。

興味のある新作がない時期はアフィリエイト記事を作った

興味を持てる新作がない時期は、無理に攻略サイト用のゲームを探しませんでした。その代わり、ゲーム周辺機器などのアフィリエイト記事を作り、将来の収益につながる記事を増やしました。

この切り替えにより、攻略記事の品質を落とさず、サイト運営の手を止めない形を作れます。新作攻略はアクセスを集めやすい一方、需要の波が大きいテーマです。発売時期に左右されにくい記事を並行して持つことは、PVと収益の両方を安定させる備えにもなります。

副業のゲーム攻略なら、なおさら新作1タイトルが限界

副業としてゲーム攻略サイトを運営するなら、同時に追う新作は1タイトルが現実的な限界だと感じました。これは誰にでも当てはまる絶対的な本数ではなく、私の運営経験に基づく目安です。

本業の前後に使える時間で、ゲームを進め、記事のために再検証し、画像や文章を整え、アップデートにも対応します。複数タイトルを同時に始めると、最も重要な発売直後の期間に作業時間が分散します。

1本に絞れば、読者が次に困りそうな点まで先回りしやすくなり、公開済み記事の修正にも時間を使えます。

専業なら2〜3本を並行できる場合もある

専業でまとまった作業時間を確保できる人なら、2〜3本の新作を並行できる場合があります。ただし、ゲームのボリューム、記事に必要な検証量、外注や共同運営の有無によって上限は変わります。

重要なのは本数ではなく、各タイトルで必要な品質と更新頻度を維持できるかです。専業であっても、大型タイトルを複数同時に選べば、プレイと執筆の両方が追いつかなくなる可能性があります。

「専業だから3本」と先に決めるのではなく、1本目の作業量を確認してから増やすほうが安全です。

内容が薄いサイトや記事にならないよう注意する

攻略対象を増やしすぎると、公開を急ぐあまり、公式情報の言い換えや短い結論だけの記事が増えやすくなります。それでは、すでに大手サイトに情報がある状況で、個人の記事を選んでもらう理由が弱くなります。

薄い記事を防ぐには、実際に試した条件、失敗した方法、結果が変わるケースを記録することが大切です。1本の記事でも、読者が同じ操作を再現できるところまで説明できれば、独自性が生まれます。

記事数を増やす前に、「この記事に自分の検証や判断が入っているか」を確認するようにしました。

50万PVまで伸ばせた最大の要因は超大型タイトル

最高月間50万PVまで伸びた最大の要因は、運営方法だけではなく、攻略したゲームが超大型タイトルだったことです。個人の工夫は必要でしたが、もともとの検索需要が小さければ、同じ作業量でも50万PVには届かなかったと考えています。

アクセスが伸びた理由を自分の技術だけに置き換えないことは重要です。タイトルの注目度、発売時期、競合状況が重なった結果として評価する必要があります。

具体的なタイトルは『ELDEN RING』(エルデンリング)

攻略したタイトルは、フロム・ソフトウェアの『ELDEN RING』(エルデンリング)です。バンダイナムコエンターテインメントの発表では、2022年3月時点で世界累計出荷本数1,200万本、国内累計出荷本数100万本を突破しています。2024年6月には世界累計2,500万本突破も発表されました。

この販売規模からも、発売当時の注目度とプレイヤー数が非常に大きかったことがわかります。広いフィールド、多数の装備やボス、プレイヤーごとに異なる攻略方法があり、検索される疑問の種類も豊富でした。

参考:『ELDEN RING』世界累計出荷本数1,200万本突破/世界累計出荷本数2,500万本突破

超大型タイトルなら個人にも大手攻略サイトと戦える余地がある

超大型タイトルは大手攻略サイトも力を入れるため、競合が弱いわけではありません。それでも検索需要の総量が大きく、装備、ビルド、ボス、NPCイベントなど疑問の切り口も多いため、個人が流入を得られる余地があります。

ただし、網羅性や物量で正面から競うのは現実的ではありません。個人が狙うべきなのは、自分が深く試せるテーマです。特定の武器を使い込んだ感想、条件を変えた検証、初心者がつまずいた場面など、体験が記事の価値になる範囲へ絞ります。

大型タイトルだから自動的に勝てるのではなく、需要の大きさを独自記事へ変えられたときに初めて機会が生まれます。

個人でも攻略に挑戦する価値が高いのは大型タイトル

個人が新作攻略へ挑戦するなら、小規模な作品を数多く追うより、自分が興味を持てる大型タイトルを候補にする価値があります。理由は、検索需要の大きさだけではありません。記事の切り口、独自性、更新機会という複数の条件がそろいやすいためです。

一方で、人気だけを見て選ぶとプレイが続かず、深い記事を書けない場合があります。大型タイトルであることと、自分が継続できることの両方が必要です。

理由1:検索需要が大きく、個人にも流入機会がある

プレイヤー数が多いタイトルでは、同じ場面で困る人の数も増えます。基本攻略の大きなキーワードは大手が強くても、細かな疑問や条件付きの検索まで含めると、個人の記事が読まれる機会は残ります。

ここで狙うのは、検索数が大きそうな言葉を無理に詰め込むことではありません。実際に遊ぶなかで疑問に感じた点を、同じところで困る読者へ向けて丁寧に説明します。

大きな需要のなかにある具体的な困りごとを見つけられることが、大型タイトルを扱う利点です。

理由2:ゲームボリュームが大きく、記事の切り口が豊富

大型ゲームは、マップ、装備、育成、ボス、サブイベントなど、プレイヤーが判断する場面が多くなります。すべてを記事にする必要はありませんが、自分の得意分野に合うテーマを選びやすくなります。

たとえば、単に入手場所を示すだけでなく、入手までの注意点、使ってわかった長所と短所、どの進行段階で役立つかまで説明できます。同じ題材でも、読者の状況に応じた切り口を作れます。

記事候補が多いからこそ、網羅を目指すのではなく、深く説明できるテーマを選ぶことが重要です。

理由3:実体験や検証による独自記事を作りやすい

個人サイトの強みは、プレイヤー本人の視点を記事へ反映しやすいことです。攻略中に失敗した方法や、説明どおりに進めなかった条件は、同じ状況の読者に役立つ情報になります。

公式情報や他サイトの内容をまとめるだけでは、後発の個人記事を読む理由は生まれにくいでしょう。自分で確認した手順や比較を示し、「どの条件で、どうなったか」を説明することで独自性が出ます。

ただし、体験した内容をすべてのプレイヤーに当てはまる事実として断定しない配慮も必要です。

理由4:アップデートにより長期アクセスを期待できる

大型タイトルは、アップデートや追加コンテンツをきっかけに、過去の記事が再び読まれることがあります。変更内容を確認し、古くなった説明を修正すれば、発売直後だけで終わらないアクセスを期待できます。

一方で、すべてのタイトルが長期運営されるとは限りません。更新が止まる場合もあれば、アップデートによって記事の内容が使えなくなる場合もあります。

公開したら終わりではなく、公式発表やゲーム内の変化を確認し、必要な記事を更新できる体制まで含めて考える必要があります。

結果は最高月間50万PV・収益約10万円

2回目のゲーム攻略サイトは、最もよい時期で月間約50万PV、収益はアフィリエイトを含めて月約10万円でした。いずれも当時の筆者記録に基づく概数です。

項目数値内訳証拠状態
月間PV約50万PVサイト全体当時の筆者記録。公開前にアクセス解析記録を再確認
月間収益約10万円AdSense+アフィリエイト当時の筆者記録。公開前に収益記録を再確認
AdSense収益約6万円広告収益記憶ベースの概数

50万PVという数字だけを見ると大きく感じますが、PVがそのまま高い収益につながるわけではありません。ゲーム攻略記事は情報を得た時点で読者の目的が完了しやすく、商品購入へ直接つながらない検索も多いためです。

収益約10万円はアフィリエイト込み

月約10万円という収益には、AdSenseだけでなくアフィリエイト収益も含まれています。攻略記事でアクセスを集めつつ、ゲーム周辺機器など、読者の購入判断に役立つ記事も用意していました。

新作攻略だけに依存すると、アクセスが落ち着いた時期に収益も下がりやすくなります。興味のある新作がない時期にアフィリエイト記事を作ったのは、サイト全体の収益経路を増やすためでもありました。

ゲーム攻略サイトを個人で運営する際の収益化と注意点もあわせて読むと、PVと収益を分けて考えやすくなります。

AdSenseは約6万円だったが記憶ベース

AdSense収益は、私の記憶では月約6万円でした。ただし、現時点では当時の管理画面記録を確認できていないため、確定値としては扱いません。

この数字から言えるのは、50万PVあってもAdSenseだけで月50万円になるような収益構造ではなかったということです。広告単価や閲覧ページ、時期などで結果は変わるため、PVから収益を単純計算するのは避けるべきです。

公開前のFact工程では、確認できる記録があるかを調べます。証拠が見つからない場合は、本文でも「記憶ベースの概数」という注記を残します。

50万PVの経験から学んだ、大型新作を選ぶ判断基準

大型新作だからという理由だけで攻略を始めると、途中で時間が足りなくなる可能性があります。私の経験からは、次の条件が重なるタイトルを選ぶのが現実的です。

  • 興味:発売後も長くプレイし、細部まで試したいと思えるか
  • 検索需要:プレイヤー数や話題性があり、困りごとが生まれそうか
  • 攻略時間:本業や生活と両立しながら、検証と更新の時間を確保できるか
  • 独自性:大手の網羅記事とは異なる、自分の体験や得意分野を出せるか

4項目のうち一つだけが強くても、継続は難しくなります。人気があっても興味が続かなければ検証が浅くなり、好きなゲームでも需要が小さければ大きなPVは期待しにくいためです。

興味・検索需要・攻略時間が重なるタイトルを選ぶ

最初に確認したいのは、興味、需要、時間の3条件です。話題性だけでゲームを選ぶのではなく、発売後に自分がどれだけ遊び続けられるかを考えます。

次に、ゲームの規模や発売前の注目度から、困りごとを検索するプレイヤーが十分にいそうかを見ます。最後に、発売直後の数週間にどれだけ作業時間を確保できるかを確認します。

3条件のどれかが大きく欠ける場合は、攻略対象にしない判断も必要です。

全網羅ではなく、深掘りできる切り口を優先する

個人が大型タイトルを扱う際は、すべての攻略情報をそろえようとしないほうがよいでしょう。網羅を目指すほど、1記事あたりの検証時間が減り、更新も追いつきにくくなります。

自分が使い込んだ装備、苦戦したボス、わかりにくかったイベントなど、詳しく説明できる切り口を優先します。大手サイトに基本情報があっても、読者の状況に寄り添った深い説明には需要があります。

【ゲームブログのアクセスを増やす改善手順】にあるような基本改善も必要ですが、本記事のケースでは、対象を絞って深く書くことが成長の中心でした。

PVの波に備えて収益記事と長く読まれる記事も並行する

新作ゲームのアクセスは、発売直後に伸び、その後落ち着く傾向があります。大型タイトルでも、ピーク時のPVが永続するわけではありません。

攻略需要が高い時期は新作記事へ集中し、余裕ができたら周辺機器の比較記事や、アップデート後も読まれる基礎記事を整えます。これにより、次の新作がない時期にもサイトを運営しやすくなります。

新作攻略で得たアクセスを一時的な数字で終わらせず、サイト内の別記事を読んでもらう導線まで設計することが大切です。

まとめ|50万PVまで伸びた理由は、大型新作1本へ深く集中したこと

1回目のサイト運営から変えたのは、興味のある大型新作1本へ攻略対象を絞ったことです。2回目は『ELDEN RING』という超大型タイトルの需要と、実体験をもとに深掘りする運営が重なり、最高月間50万PVまで伸びました。

ただし、50万PVは誰でも再現できる保証ではありません。タイトルの規模、競合、使える時間、記事の質によって結果は変わります。収益もアフィリエイト込みで約10万円であり、PVだけを追えばよいわけではありません。

これから大型新作を攻略するなら、まずは興味、検索需要、攻略時間、独自性の4項目を確認してください。そのうえで、複数タイトルを浅く追うより、自分が深く検証できる1本を選ぶことが、個人運営では現実的な一歩です。

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